建設業事業者必見 PR動画「愛のハーネス」(厚労省が公開)

厚生労働省は、建設現場等における着用が義務化された「墜落制止用器具」について、早期のフルハーネス型への買換え等を普及啓発することを目的として、PR動画「愛のハーネス」を作成し、これを公開ました(令和2年1月9日公表)。

 

墜落制止用器具は、労働者の作業中の墜落・転落災害を防止するための器具で、胴ベルト型とフルハーネス型があり、平成31年2月に新しい規格が施行されています。

特に、新規格では、6.75メートルを超える高さの箇所で使用する場合にはフルハーネス型のものでなければならないことなど、適切な使用方法についても規定しています(適用は経過措置により令和4年1月2日からです)。

同省は、これまでも、リーフレット等により政省令改正の周知を図ってきましたが、今般、建設関係団体等のほか、団体等に所属していない中小事業者、一人親方等へのさらなる周知を目的として、このPR動画を作成したとのことです。

なお、このPR動画については英語版も作成しているということで、近年増加している外国人労働者の労働災害の防止に向けて、併せて周知を図っていくとのことです。

 

また、フルハーネス型墜落制止用器具への買換え等については、中小企業者、一人親方向けの間接補助金事業を実施しており、令和2年度も引き続き実施する予定としています。

建設事業者様、顧問先に建設事業者をお持ちの社労士の先生←緑字はPSRのみにおかれましては、是非ご確認下さい。

<PR動画「愛のハーネス」を公開します>

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08717.html