今月17日、第9回「働き方改革実現会議」が開催され、時間外労働の上限規制等に関し政労使の提案がなされたほか、「働き方改革実行計画」の骨子案も提示されました。

その資料が公表されましたので紹介させていただきます。これをみると、実行計画に盛り込まれるであろう項目が確認できます。
項目は次のとおりです。

1.働く人の視点に立った労働制度改革の意義

2.同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善

3.賃金引上げと労働生産性向上

4.罰則付き時間外労働の上限規制の導入など長時間労働の是正

5.柔軟な働き方がしやすい環境整備

6.女性・若者の人材育成など活躍しやすい環境整備

7.病気の治療と仕事の両立

8.子育て・介護等と仕事の両立、障害者の就労

9.雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援

10.誰にでもチャンスのある教育環境の整備

11.高齢者の就業促進

12.外国人材の受入れ

13.10年先の未来を見据えたロードマップ
特に気になるのは、次の項目あたりでしょうか(時間外労働の上限規制については度々紹介していますので、ここでは省略します)。

●同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善について

(1)同一労働同一賃金の実効性を確保する法制度とガイドラインの整備

(同一労働同一賃金のガイドラインの概要)

①基本給の均等・均衡待遇の確保

②各種手当の均等・均衡待遇の確保

③福利厚生や教育訓練の均等・均衡待遇の確保

④派遣労働者の取扱

(法改正の方向性)

①労働者が司法判断を求める際の根拠となる規定の整備

②労働者に対する待遇に関する説明の義務化

③行政による裁判外紛争解決手続の整備

④派遣労働者に関する法整備

(2)改正の施行に当たって

●柔軟な働き方がしやすい環境整備について

(1)雇用型テレワークのガイドライン刷新と導入支援

(2)非雇用型テレワークのガイドライン刷新と働き手への支援

(3)副業・兼業の推進に向けたガイドライン等の策定
新たなガイドラインがいくつか策定されることになりそうですが、その内容にも注目ですね。

働き方改革実現会議では、この内容を取りまとめて、月内の「実行計画」の策定を目指すとのことです。
政府はこれを踏まえ、関連法の改正法案を国会に提出するなど、計画を具体化する作業に入る構えです。

詳しくはこちらをご覧ください。

内閣官房内閣広報室HP「働き方改革実行計画(骨子案)」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/hatarakikata/dai9/siryou2.pdf